事例紹介

  • 事例

    土壌汚染対策法(第4条)による土壌汚染状況調査

実施概要

現況:病院  面積:約7,000㎡
【 背 景 】 
公立病院の敷地の一部で解体・新築工事が行われることになった。
工事が3000㎡以上の土地の形質の変更に該当するため土壌汚染対策法第4条の届出をした結果、調査対象となった。
過去にシアンを含む検査薬の使用とほう素を含む殺虫剤の製造があった。
入札案件。

【調査内容】 
溶出量試験 シアン 15検体、ほう素 24検体
含有量試験 シアン 15検体、ほう素 24検体

【調査結果】 すべて基準適合

当初は電気、給排水の埋設設備は廃止後の調査とのことだったが、病院の都合で廃止前に試料採取をすることになったため試料採取時に埋設設備を損傷しないように調査地点を設定し直した。また、現地では念のため試料採取地点に埋設設備がないことを確認してから掘削した。
戦時中に空襲があった地域のため、病院の指示により不発弾が存在する可能性のある範囲は不発弾調査を行い、安全を確認してから掘削することになった。
不発弾調査を行ったが周囲の構造物により安全を確認できる調査結果が得られなかった。
この範囲の試料採取深度は2mを超える地点もあったが、安全が確認できないため手掘りにより少しずつ慎重に掘削を行った。

依頼日

2015年

依頼者

市町村

愛知県内

費用

200万円

土量

汚染なし

工期

2ヵ月

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