コラム

土壌汚染の原因物質は3つの種類に分類されます

2020.3.12

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目次

  1. 1. 土壌汚染物質について

  2. 2. 第1種特定有害物質とは?

  3. 3. 第2種特定有害物質とは?

  4. 4. 第3種特定有害物質とは?

1. 土壌汚染物質について

土壌汚染は、何らかの理由で、土の中に原因となる汚染物質が入り込むことで発生します。

土壌汚染問題を解決するためには、この原因物質が何なのかを正しく把握することが、非常に重要なポイントです。

そしてこの汚染物質、大きく分けて3つの種類に分類されることをご存じですか?

・第1種特定有害物質(揮発性の物質群)

・第2種特定有害物質(重金属類)

・第3種特定有害物質(農薬類とPCB)

それぞれに含まれる物質は、以下のとおりです。

2. 第1種特定有害物質とは?

・クロロエチレン

・四塩化炭素

・1,2-ジクロロエタン

・1,1-ジクロロエチレン

・1,2-ジクロロエチレン

・1,3,-ジクロロプロペン

・ジクロロメタン

・テトラクロロエチレン(パークレン)

・1,1,1-トリクロロエタン

・1,1,2-トリクロロエタン

・トリクロロエチレン(トリクレン)

・ベンゼン

第1種特定有害物質の特徴は、人の健康に影響を与えやすい揮発性有機化合物(VOC)であるということです。

状況調査の段階では、土壌ガス調査が必要になります。

第1種特定有害物質の多くは、1970年代初頭から各種工場で洗浄剤として便利に使われていました。

人体に有害であるにも関わらず、当時は規制する法律がなかったため、古い工場を取り壊して土壌調査を行うと、汚染が発覚するケースも少なくありません。

3. 第2種特定有害物質とは?

・カドミウムおよびその化合物

・六価クロム化合物

・シアン化合物

・水銀およびその化合物、

・セレンおよびその化合物

・鉛およびその化合物

・砒素およびその化合物

・ふっ素およびその化合物

・ほう素およびその化合物

第2種特定有害物質は、人体に影響を与える重金属類を指します。過去に非常に大きな公害を引き起こした物質も多く、慎重に対応する必要があります。

第2種特定有害物質による土壌汚染は、地表から近い部分で高濃度汚染を引き起こしているケースが多くあります。

またフッ素や六価クロムは、水に溶けやすいという特徴があり、地下にしみ込んだ後、地下水に溶けてさらに広範囲に被害をもたらしてしまう可能性も指摘されています。

4. 第3種特定有害物質とは?

・シマジン

・チウラム

・チオベンカルブ

・有機リン化合物

・PCB

第3種特定有害物質は、主に農薬です。

人体への影響から、すでに製造中止になっているものも含まれています。

PCBは一度土壌が汚染すると、その影響が長期にわたって続くことがわかっています。

特徴を踏まえた上で、適切な対策をとることが大切です。

これらすべての物質に対して、基準値が定められています。調査を行った際に基準値を超える数値が出ると、汚染土壌として判断されます。

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