コラム

土壌汚染対策の費用は誰が負担するのか?基本は土地所有者

2020.7.10

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近年、企業の環境活動や土地の売買に伴って、自主的な土壌汚染対策(調査・対策措置)が行われるケースが増しています。

そこで気になるのが、「土壌汚染対策を実施するときの費用は、いったい誰が負担するのか?」ということではないでしょうか?

基本的に土壌汚染対策の費用は高額です。

特に土地の売買においては、費用負担に関して明確にしておかないと後々トラブルが発生する危険があります。

そこでこの記事では、一般的な土壌汚染対策の流れや費用目安を説明したあと、対策費用は誰が負担しなければならないのかご説明いたします。

目次

  1. 1. 土壌汚染対策の費用負担を明確しないと後々トラブルに

  2. 2. 土壌汚染対策の流れ

  3. 3. 土壌汚染調査の費用の目安について

1. 土壌汚染対策の費用負担を明確しないと後々トラブルに

土壌汚染は土壌に有害物質(有機溶剤・重金属・油・農薬など)が浸透もしくは混入している状態を指し、そのまま放置していれば、人の健康や植物の育成、生態系に悪影響を与える可能性があります。

土壌がいったん有害物質で汚染されると土の中に汚染物質が蓄積され、有害物質の排出がなくなっても汚染された状態が長い間続くという特徴があり、早期の対策が求められます。

そこで近年、自主的に土壌汚染調査が行われるケースが増えたことで、多くの土壌汚染問題が顕在化しているのです。

2. 一般的な土壌汚染対策の流れ

土壌汚染対策法では、同法で指定する26種類の特定有害物質を取り扱う事業者は届出を行い、使用を廃止する際は調査を実施するよう定められています。

土壌汚染調査によってこれらの汚染が発覚した際には、それぞれ適切に処置することが求められています。

また、近年は土壌汚染対策法で定める義務的な調査以外にも、企業の環境活動や土地の売買に伴って自主的な調査および措置が行われています。

その土壌汚染調査および対策工事を依頼する場合、環境省が認めた「指定調査機関」でなければ法的な効果が得られません。

太平産業株式会社ではフェーズ1~フェーズ3の3つの段階に分けて調査を行い、土壌汚染の有無や基準値を超えていないかの調査を実施します。

そして、汚染物質の除去など措置が必要なときは調査結果をもとに検討を行い、依頼者の目的に合わせて最適な工法を採用して対策工事を行っています。

3. 土壌汚染対策(調査・対策工事)の費用目安

土壌汚染対策の費用について、「土壌汚染対策の費用は高額です。」とお話ししましたが、実際にどれくらいの費用が目安になるのか気になる方もいるでしょう。

そこでここでは、土壌汚染調査と対策工事の一般的な費用目安をそれぞれご紹介します。

3-1. 土壌汚染調査の費用目安

一般的に土壌汚染調査は、以下のフェーズ1~フェーズ3の3つの段階で行われます。

土壌汚染調査の段階別実施内容

・フェーズ1:地歴調査

・フェーズ2:概況調査(土壌および地下水の汚染の有無の確認)

・フェーズ3:詳細調査(土壌・地下水汚染の範囲(深さ)の確認)

以上の流れで調査を行いますが、土地の広さや形状、利用状況などさまざまな条件によって金額が大きく変わってきます。

◇地歴調査の費用目安

地歴調査は土地の利用履歴を登記簿謄本や住宅地図、航空写真などを参考にして、汚染の可能性を探る調査です。

その地歴調査の費用は10万円~30万円が目安とされていますが、太平産業株式会社では20万から請け負っております。

◇概況調査の費用目安

概況調査は土地の表層面を対象として、土壌汚染によるリスクを評価する調査です。

概況調査の費用は一般的に900㎡あたり20万円~30万円が目安になりますが、太平産業株式会社では900㎡あたり15~20万円で請け負っております。

◇詳細調査の費用目安

詳細調査はボーリング機器を使って、汚染の範囲を正確に把握するための調査です。

詳細調査は土地の状況など変動要素が多いので、見積もりを依頼しないと正確な金額は分かりませんが、太平産業株式会社では100㎡当たりを基本として、30~60万円で請け負っております。

3-2. 対策工事の費用目安

上記の土壌汚染調査を行った結果、汚染物質の量が基準値を超えているときは、浄化や除去など対策工事を行わなければなりません。

その対策として、一般的には「掘削除去」により、汚染された土壌を掘削して場外の処理施設へ搬出して処理する方法が確実ですが、処理土量が多くなるとコストが高くなってしまいます。

その処理費用は汚染の原因となっている物質の種類で異なりますが、重金属で汚染された土壌を掘削して場外で処理する場合、運搬費を含めて1㎥あたり5万円~10万円以上が相場と言われています。

それが太平産業株式会社では、通常よりも詳細調査時のポイントを絞り込むことで対策範囲を減らすことが可能です。

結果、対策工事全体のコストを削減することができ、1㎥あたり3万円~10万円で掘削除去を請け負っております。

また、低コストで汚染土壌を処理する工法の1つが「不溶化埋め戻し工法」です。

この工法は、汚染土壌に不溶化材を混合して汚染物質の性状を変化させ、有害物質が地下水に溶け出さないようにしたうえで埋め戻す工法です。

その不溶化埋め戻し工法を、太平産業株式会社では1㎥あたり1万円~3万円で請け負っています。

以上が土壌汚染対策の費用目安になりますが、調査と対策工事を合わせると高額な対策費用が必要になり、事業者や個人の負担は大きなものになります。

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