コラム

東海ジオテック株式会社が得意とする土壌汚染対策について

2020.3.12

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目次

  1. 1. 土壌汚染対策の種類

  2. 2. 場外搬出の場合

  3. 3. 原位置浄化もしくはオンサイト浄化の場合

  4. 4. 遮水封じこめの場合

1. 土壌汚染対策の種類

土壌汚染調査を行い、対象の土壌に問題があることが発覚したら、それをどう解決するのか考える必要があります。

土壌汚染対策には、以下のような種類があります。

・場外搬出

・原位置浄化

・オンサイト浄化

場外搬出とはその名のとおり、汚染された土壌を掘り起こし、場外へと搬出する方法を言います。

汚染した土壌をきれいに取り除いた上で、汚染されていない土を入れて埋め戻せば、再調査で引っかかることはまずないですね。

ちなみに場外搬出された汚染土壌は、セメントを作る際の原料として再利用されるケースも多くあります。

原位置浄化とは、汚染土壌を移動させることなく、その場で抽出や分解、またはその他の方法を用いて、汚染物質を除去する方法のことです。

汚染物質の種類によって、どのような方法をとるのかが、ある程度絞られます。

時間がかかる方法もありますが、その場で対策することが可能となるので、土を掘削して搬出するよりも対策費用を安く済ませられる可能性もあります。

オンサイト浄化は、土壌汚染が発生している区域内で汚染土壌を掘削し、その場で処理を行って浄化する方法です。

掘削した土壌を外部へと運搬する手間がありませんが、処理する土の量によっては、場外搬出を選択した方が対策費用を安く済ませられる可能性もあります。

どの対策をとるのがベストなのかは、専門家と相談の上で決定するのがおすすめです。

東海ジオテック株式会社が得意とする土壌汚染対策について

東海ジオテック株式会社は、土壌汚染対策のエキスパート集団です。

土壌汚染対策について多くの実績があり、お客様それぞれの状況に合わせた対策方法を提案しています。

『まんがで分かる土壌汚染』:https://osendo.net/downloadBeginner/

私たちが得意とする土壌汚染対策方法は、以下のとおりです。

2. 場外搬出の場合

・セメント再資源化

・洗浄プラントによる分離抽出や分級

・溶融炉による高温処理

場外搬出で汚染土壌を外部へと運び出せば、さまざまな専用施設を使って対策をとることが可能となります。

セメント原材料として再資源化されるケースが一般的ですが、洗浄作業で健全土のみを分級した場合、検査を行った後に埋め立てることも可能となります。

溶融炉に汚染土壌を持ち込んだ場合、溶融炉によって汚染物質は分解、さらに土壌は資源として有効活用されます。

3. 原位置浄化もしくはオンサイト浄化の場合

・不溶化

・バイオレメディエーション

・酸化法(フェントン工法)

不溶化は、汚染された土壌に薬剤を混ぜ込み、有害物質が水に溶けださないようにする対策のこと。

汚染物質そのものを取り除けるわけではありませんが、地下水を介して汚染物質が広まっていくのを避けられるでしょう。

バイオレメディエーションは有害物質を分解するために、微生物を使います。

少し時間はかかりますが、油類への対策方法としても有効です。

酸化法はフェントン工法とも呼ばれ、専用の溶液を使って汚染物質を酸化分解させる対策方法です。

専用の溶液を汚染土壌に直接注入する工事を行っていきます。

4. 遮水封じこめの場合

遮水封じこめは、オンサイト浄化の一種です。

汚染土壌をいったん掘り出し、仮置きしたのちに、遮水工で外部との関わりを絶ったエリアを作り、そこに汚染土壌を埋め戻す対策方法を言います。

一定の基準を満たしている場合にのみ選択できる方法ですが、場内での処理が可能というメリットがあります。

『まんがで分かる土壌汚染』:https://osendo.net/downloadBeginner/

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